はつなつのゆふべひたひを光らせて保険屋が遠き死を売りにくる/塚本邦雄

前衛短歌で有名な作者だが、これは比較的わかりやすいほうではないか。

金融マンの表面の良さと、金融商品の得体の知れなさが絶妙な怪しさをもって迫ってくる。

なんとかっこいい歌であることか。保険屋さんには申し訳ないけれども。