今朝の朝の露ひやびやと秋草やすべて幽かそけき寂滅ほろびの光/伊藤左千夫
後半の「幽けき」や「寂滅の光」といった言葉遣いが、表現の到達点に思えるほど極まっている。

単なる風景描写、心象表現を超えた芸術としての歌が、ここにはあるのだ。