何ごともかはりはてぬる世の中にちぎりたがはぬ星合のそら/建礼門院右京大夫

何もかもが変わってしまった世の中にあって、年に一度二つの星が逢うのは変わらないのだ。

七夕を歌ったもので一見とてもロマンチックではあるが、背後に世の中への諦めとも言える感情が感じ取れる。

織姫と彦星ですら一年に一回は逢えるのに自分は…。シンプルでいて奥が深い名歌である。