八重葎しげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり/恵慶

百人一首にある秋の歌はだいたい取り上げたと思っていたのだが、まだこれが残っていた。

相変わらず秋とはさびしいものらしい。これが冬になってしまえば、寒いことがかえってさびしさを感じさせなくなるのだろう。

気がつけば11月も最終週。朝晩は寒さを感じる日が増えた。ライトアップされた景色、澄んだ空気、なにかと冬は綺麗だが、いかんせん寒い。さびしさを感じているうちは華なのではないかと、早くも過ぎ行く秋を名残惜しく思う。