一匹のナメクジが紙の政治家を泣き顔に変えてゆくを見ており/佐佐木定綱

雑誌か新聞紙かわからないが、政治家の顔を泣き顔に変えてゆくナメクジを淡々と見ている。

もちろん社会批判の意図はあるのだろうが、婉曲的な表現をとることで奥底からの強い怒りを感じる。

今の世の中、政治家に怒りをぶつけるだけではやるせないが、それが政治家の仕事でもあるから致し方ない部分はあるだろう。

せめて泣いてくれと、ナメクジに任せるほど我々は無力である。